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アニメーション映画『ふりふら』島﨑信長さんが青春を語る!「僕もBUMP OF CHICKENさんの曲をバックに走りたい」【インタビュー後編】

2020年 09月19日
Saturday 12:00
アニメーション映画『ふりふら』島﨑信長さんが青春を語る!「僕もBUMP OF CHICKENさんの曲をバックに走りたい」【インタビュー後編】

 

理想とする役作り

 

島﨑さんなりの役作りの方法はありますか?

人によると思うんですけど、基本的には僕は音ではあんまり作らないようにしていますね。まず、その人の芯や核みたいなものを自分の中で見つけて、台本や原作からその人や世界に関する情報をたくさん仕入れます。その上で自分の中で想像を広げて、その人の肉付けをしていく材料を集めます。

 

でもその集めた材料で変に肉付けすることは極力避けて、その場で感じた肉を付けていくという方法でやりたいなあと思い続けてきたんですけど、最近やっと、マイク前で考えてきたものをやるんじゃなくて、考えるべき情報が自分の中にある中で感じたことをやる、というのが出来てきました。

 

その人物になって普通にしゃべれるようになったらいいなっていうのが、僕の理想です。僕が好きなのは作品に寄り添うことなんですけど、作品によってやり方って変わると思うんですよ。全く同じ見た目・プロフィールのキャラがいたとしても、作風によって出てくるお芝居って変わると思うし。

 

アドリブを入れるか入れないか、入れるとしてもアニメ的な表現なのか、日常で実際に出てきてもおかしくない表現なのか。音から作る作品も当然ありますし、人間じゃないキャラクターなら、音的にどう聞こえるのかとかも考えます。子供向けの作品なのであれば、ダイナミックにわかりやすくやろうとか。

 

そういう塩梅って、1個1個の作品に真摯に向き合わないと全部同じやり方になっちゃうので、作品ごとに向き合っていくのはおもしろいなと感じますね。

 

 

 

 

演じていて楽しかったところを教えてください。

全般すごく楽しかったんですけど、いわゆるときめきシーンみたいなところも、特にこの作品に関しては盛ったりドラマチックにしたりせずに、わりと全部ストレートに演じさせてもらったんですよね。

 

ものにもよるんですけど、こういう非常に等身大でリアリティな作品だと、変に格好つけたりイイ声で言おうとしたりすると逆に格好悪くなるというか。現実世界でイイ声で格好よく言う人って、もはやおもしろキャラじゃないですか(笑)。

 

「もっと盛り上げて」とか「格好つけて」とかも言われなかったですし、単純に僕の好みの芝居が出来たってことで嬉しかったんですけど、特におもしろかったのは、やっぱり鈴木さんとの掛け合いですかね。

 

理央自身に大きく心の変化があったというのもそうですし、時が進むごとに2人の関係も変わっていくから、毎回新鮮な会話になる。「こう思ったから仲良くなれたのかな」「これがあったから関係が急に甘酸っぱくなったんだな」とか、想像が自分の中でも働いておもしろかったです。

 

鈴木さんが主演でアニメーションのアフレコをやるのが初めてというのもあって、だからこそ由奈ちゃんのように非常に真っ直ぐで、良い意味で技術的じゃない演技だなと思いました。技術は大事なんですけど、場合によっては形だけで中身が伴ってない、小手先のものになりがちなんですよね。

 

この作品は等身大のハートが大事で、そういう意味でも鈴木さんは真っ直ぐに言葉を紡いでくれるから、理央にも真っ直ぐに響くんです。

 

僕も自分でも思ってもないニュアンスが出てきたりとか、想定していたよりもおもしろいな、かわいいなって思う気持ちがこみ上げたりしたので、由奈ちゃんとのやりとりは特に全部楽しかったですね。

 

 

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