「東京喰種トーキョーグール」「ジャックジャンヌ」直筆の質問回答や膨大な量のイラスト・資料など圧倒的ボリュームの展示会「石田スイ展」行ってきました！

全世界累計発行部数4,700万部を超える超人気コミック「東京喰種トーキョーグール」シリーズで知られる漫画家・石田スイ先生初の大規模展覧会「石田スイ展 [東京喰種 ▶ JACKJEANNE]」。

いよいよオープンを翌日に控えた2月5日(金)、にじめん編集部も「石田スイ展 [東京喰種 ▶ JACKJEANNE]」のプレス向け内覧会に取材に行ってまいりました！

見応え・読み応えたっぷりで充実した内容の展覧会の模様をたくさんの写真とともにお届けしますのでぜひご覧ください♪

▶はじまりの部屋

入場列を抜けた展覧会の一番最初の部屋。

17台のモニターに映し出される石田スイのイラスト約710点と、TVアニメ「東京喰種トーキョーグール」のOPテーマを新たにヨルシカ・n-bunaさんがRemixした「unravel(n-bunafromヨルシカRemix)／TKfrom凛として時雨」で構成された豪華コラボのビデオコラージュで展示がスタートします。

新たな「unravel」に合わせてモニターに表示される「東京喰種トーキョーグール」のイラストたち。

その膨大な数のイラストやビデオコラージュの構成、楽曲のインパクトで一気に石田スイと「東京喰種トーキョーグール」の世界に引き込まれます。

▶「東京喰種トーキョーグール」エリア

はじまりの部屋を抜けると、「東京喰種トーキョーグール」の世界感を表現したエリアが広がります。

石田スイ初期作品のアナログ原稿（2作品）ネーム（2作品）のほか、多数のイラストやグラフィックに加え、石田スイ直筆で解答が書かれた「石田スイへ100の質問」がいたるところに展示されており、イラストを”見て”楽しみ、解答やコメントを”読んで”楽しめる空間が広がっています。

最初のエリアは初期の鉄骨シーンを想起させるような空間展示、あんていくの再現展示を超えると主人公・金木の頭の中をイメージした空間展示が広がっており、進めば進むほど「東京喰種トーキョーグール」と石田スイの世界観に深く入り込むことができる構成となっていました。

印象的な金木のイラストを超えると・・・

▶「ジャックジャンヌ」エリア

ベースが黒い壁だった「東京喰種トーキョーグール」エリアを抜けると、一転して真っ白な「ジャックジャンヌ」のエリアが広がります。

本エリアは第1〜8幕に展示がわかれており、第1幕で企画制作、第2幕でコンセプトアート制作、第3幕で楽曲制作(BGM)、第4幕で楽曲制作(歌曲)、第5幕で公演制作、 第6幕で公演ダンス制作、第7幕で公演2Dムービー制作、第8幕でキャラクター&ビジュアルについて紹介されています。

各幕では作品創作の過程を初期企画書から、ビジュアル、音楽、映像などが各分野のクリエーターたちのコメントともに紹介。

もちろんキャラクターたちの等身大パネルや紹介なども展示されています。

▶さいごに

「ジャックジャンヌ」エリアで本展覧会は終了します。

出口手前に展示されている「東京喰種トーキョーグール」連載終了から「ジャックジャンヌ」の制作時についての石田スイのコメントがとても印象的だったので、足を運ばれる方は最後まで一字一句見逃さずに！

▶感想

個人的にも大好きな石田スイの展覧会とても楽しみにしていたのですが、実際足を運んでみて、本展覧会への石田スイの協力具合が凄まじいなという印象でした。

実際には100問以上の質問に直筆で回答されており、中にはイラストが付いているものも珍しくなかったり、それぞれのエリアで石田スイによるコメントが見られたり。

石田スイの作品のインパクトや、漫画家としては「東京喰種トーキョーグール」エリア。

クリエイターとしての面や制作についての面は「ジャックジャンヌ」でより濃く感じることができて、石田スイの2面性も楽しめる展覧会でした。

あと、なんと言ってもはじまりの部屋のビデオコラージュがやっぱりすごかったです！

石田スイの絵柄がインパクト強い上にパワーアップした「unravel」。

「unravel」聞くと無条件で「東京喰種トーキョーグール」の世界に引き込まれますね…。

並んでる間にオリジナルの「unravel」を聞いてからこのビデオコラージュ見たらよりオリジナルとの違いを楽しめると思います！

（曲の間奏とか特に違いがわかりやすいと思うので注目してみてください♪）