「ジャンプショップ」従業員の不正行為で謝罪、フェア特典に着服・転売「これは氷山の一角」

「週刊少年ジャンプ」のキャラクターグッズ販売店「JUMP SHOP（ジャンプショップ）」大阪心斎橋店にて、従業員がフェア特典に着服・転売していたという不正行為が発覚しました。

本件を受け、「ジャンプショップ」を運営するベネリック株式会社が、公式サイトにて謝罪を掲載。あわせて、集英社からも声明が公開されました。

「ジャンプショップ」大阪心斎橋店で従業員の不正行為が発覚

△ベネリック株式会社による謝罪

ベネリック株式会社によると、「ジャンプショップ」大阪心斎橋店に勤務していた従業員（パートアルバイトスタッフ）は、「店舗で配付を行っていた少なくとも9つのフェアのお買い上げ特典を着服し、不正に転売を行っていた」とのこと。

該当の従業員に関しては懲戒解雇処分となったほか、「顧問弁護士と相談の上、当該元従業員に対する責任を追及する」としています。

また、「今後このような事態が二度と起こらないように各種チェック機能の強化と管理体制を刷新し、再発防止に向けて全力で取り組んでまいります」と、今後の対応について説明しました。

集英社も声明を発表

△集英社による声明

ベネリック株式会社の謝罪とともに、集英社も声明を発表しました。

集英社は、「『JUMP SHOP』はベネリック株式会社の経営するキャラクターショップで、当社は店名（商標）の使用を許諾するという関係にあります」と、両者の関係性を説明。

その上で、「今回の不正行為は『少年ジャンプ』のキャラクターを応援してくださるお客様の期待と信頼を傷つけるものであり、当社としては絶対にあってはならないものと考えております」とし、謝罪を述べています。

今後については、「ベネリック株式会社が行う店舗管理体制の強化等を含めた再発防止策を支援し、ともに信頼回復に努めてまいります」とのことです。

SNSの反応

本件を受け、Twitterでは「ひどい…」「これは氷山の一角だと思う。他の店舗も調べたほうがいいよ」「これ目当てで店員になったんだろうな」「モラルどうなってんだ」といった、厳しい意見が寄せられました。

また、「親切なお姉さん達ばっかりだったので良いイメージなお店だったんだけどな…」「心斎橋の店員さんってみんなめっちゃ愛想良い人やったしちょっとびっくりやねんけど」と、心斎橋店の従業員に良いイメージを持っていたため、驚くコメントも見受けられます。

一方で、「日本橋の一番くじの件を思い出すな…」と、一番くじ公式ショップ大阪日本橋店にて、従業員によるラストワン賞を提供しない不正行為で閉店となった件を思い出す人もいました。

特典交換・配付対象のフェアと特典内容

本件を受け、対象のフェア期間中に大阪心斎橋店にて購入した方を対象に、購入特典の交換・配付対応が実施されます。

交換・配付対応期間は2022年9月14日(水)～11月30日(水)までとなっていますので、交換方法についての詳細は公式サイトをご確認ください。

掲載ページ：JUMP SHOP大阪心斎橋店従業員による不正行為について／JUMP SHOP大阪心斎橋店におけるお買い上げ特典交換・配付対応について