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アニメーション映画『ふりふら』もしも斉藤壮馬さんだったらどうする?作品を通した恋愛観を語る【インタビュー後編】

2020年 09月20日
Sunday 12:00
アニメーション映画『ふりふら』もしも斉藤壮馬さんだったらどうする?作品を通した恋愛観を語る【インタビュー後編】

 

『ストロボ・エッジ』『アオハライド』の原作者・咲坂伊緒先生の最新作で、実写アニメーションWで映画化された『思い、思われ、ふり、ふられ(ふりふら)』。

 

2020年9月18日(金)より公開中のアニメーション映画から、乾和臣役・斉藤壮馬さんインタビューをさせていただきました!

 

後編では、作品を通して語っていただいた恋愛観や、映画をご覧になる皆さんへのメッセージなどをお届けします♪

 

※映画の内容に触れる記事となっておりますので、ネタバレにはご注意ください。

 

 

▼インタビュー前編はこちら

アニメーション映画『ふりふら』斉藤壮馬さんが語るキャラの魅力「和臣の魅力は安心感・ミステリアス・純粋さ」【インタビュー前編】

 

 

 

 

鈴木さんのガッツや成長が素晴らしかった現場

 

アフレコ現場の雰囲気はいかがでしたか?共演者の方々との裏話やエピソードが あれば教えて下さい。

鈴木さんがメインキャストを初めて演じられたということで、そんなの誰だってめちゃくちゃ緊張するだろうという状況だったんですけど、絶対にへこたれることのない姿が素晴らしかったですね。

 

僕が印象的だったのは、「もう一度お願いします!」と何度でもマイクに向かっていく彼女のガッツや貪欲さ。見ていてすごく晴れやかになるというか、「自分もこういう気持ちをすごく大切にしなきゃいけないな」と思わせてくれました。

 

最終的には、初日とはもう本当に全然違う、より表情豊かなお芝居をされていて。作品の中で由奈ちゃんが成長や変化を重ねると共に、鈴木さんもより良い方向に変わっていったのがすごく印象的だなと思いました。

 

僕が新人だった頃と比べると、もう全然すごいですよ!僕は最初マイクにも全然入れなかったし、厳しくディレクションをいただくこともありましたし。

 

鈴木さんのひたむきさがすごく由奈ちゃんにハマっていて、これからいろんな経験をされていくと、またどんどん違う表現が彼女の中から出てくるんだろうなぁと思います。

 

今回の映画は今でしか出来ないものを出せたという感じですが、またこのメンバーで5年後とか10年後にもう1回掛け合いをしてみたら、また全く違うものが生まれるだろうなと思うので、出来たらいいなぁなんて思います。

 

 

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一漫画好きとして見守った恋愛模様

1人の大人の男性という視点から見て、この4人の恋愛模様はどんな気持ちでご覧になられましたか?

最終的にはみんな幸せになってほしいなと思いつつも、自分も10代の頃は今よりも知っているものや見えているものが少なかったので、彼らのように自分の見ているものが真実であると思ってしまいがちだったなぁと思いましたね。

 

思い込みで誰かに嫌な気持ちを抱いたり、逆にすごく好意を抱いたりするような行き違いって、特に10代の、しかも恋をしている彼らなら当然起こり得るだろうなと思いつつ、幸せになってほしいからこそすごくやきもきした部分もありました。

 

惜しい!もう少し丁寧に伝えれば上手くいってたかもしれないのに!みたいな(笑)。咲坂先生の描くバランスが絶妙で、どんどん続きを読みたくなってしまいましたね。大人の男性としてというよりかは、ただ一漫画好きとして「で、どうなるの!?」という思いでどんどんページをめくりました

 

 

 

今回のアニメーション映画版では、和臣の夢を追う描写の軸がかなりわかりやすく描かれているので、恋愛とはまたちょっと違いますけど、やりたいことはあっても、「いろんな事情を考慮して出来ないかもしれないから、自分が我慢をすればいい」と思うところが、昔自分もそうだったなぁ…と思いました。

 

自分はありがたいことに、大学生のときに声優の道を志すと決めて親に報告したときも、全く反対はされなかったんです。

 

その際に2つだけ言われたのが、「自分の人生だから、やりたいことをやりなさい」「自分の人生だから、自分で責任を取りなさい」ということだったんですけど、僕は良い親に育ててもらったなと感じましたね。

 

この作品って、恋でも夢でもそれぞれいろんな形で「1歩踏み出したいけどなかなか踏み出せない」っていうもどかしさがすごく丁寧に描かれていると思うんですけど、最終的には1歩踏み出せてよかったなと思いますし、10代のうちに自分の本当の気持ちを感じきるっていう経験が出来る彼らは、すごく羨ましいなと思いましたね。

 

 

斉藤さんがキュンとしたシーンを教えてください。

 

ネタバレにならないように言うと、クライマックスシーンは100点満点のキュンだと思います!

 

そこに至る前で言うと、和臣役の僕が「おっここが使われるのか!」と思った、アニメ版と実写版がコラボした特報映像にもあった和臣の「じゃあ俺のこと好きになって」という台詞ですかね。

 

「いや朝から君は一体何を!?そりゃあ朱里ちゃんもビックリするだろ!」っていうシーンです(笑)。僕も原作を拝読していたときに、この人一体どういう人なんだろう?って思ったシーンでもありました。

 

この人のこともっと知ってみたいって思ったし、狙って言ってるのか、天然で言ってるのか、底が知れないぞ!っていう意味でキュンとしましたね。

 

それから、それまでの自分の建前とかキャラクターをかなぐり捨てて、それぞれの想いを伝え合うクライマックスのシーンはすごくキュンとしました。クライマックスにはたくさんキュンが詰まっているので、ぜひそこは注目してほしいなと思います。

 

 

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もしも◯◯だったら?

 

もし斉藤さんから見て彼女として付き合うなら、由奈と朱里どちらの女の子を選ばれますか?

そうですね〜、2人ともタイプの違う魅力的な女性だと思いますけど、元々のタイプとしては朱里ちゃんですかね。彼女の周りのことを優先しすぎて自分の本当の気持ちになかなか気づけない、というところにすごく魅力を感じますし、朱里ちゃんと和臣のようにもし高校生時代に出会っていたら、なんとなく気持ちを共感し合えたのかなぁって思います。

 

由奈ちゃんの最終的な芯の強さや真っ直ぐなところもすごく素敵だなと感じますし、2人ともそれぞれ違ってそれぞれ良いんですよね。僕は朱里ちゃんと同じタイプだからこそ上手くいくこともあると思うし、逆に由奈ちゃんみたいな違うタイプだからこそ上手くいくこともあるかもしれない。なので、しいて言うならば朱里ちゃんという感じです。

 

 

実は潘さん・鈴木さん・咲坂先生に「理央と和臣どっち派ですか?」と聞いたときに、満場一致で和臣派というお答えをいただいたのですが、いかがですか?

あら、そうなんですか!それは今初めて聞きました!(笑)

 

理央くんって序盤はかなりクールに見えるけど、実は全くカッコつけたりスカしているわけではなくて、由奈ちゃんのことが好きだと自覚したら、不器用ながらにもうひたすらストレートに気持ちを伝えていくところがカッコイイですよね。

 

和臣は、本当はどう思っているのかがぱっと見わかりにくいが故に、ちょっと探ってみたくなるというか、追いかけたくなるというか……。

 

どことなくミステリアスさや、もっとこの人のことを知ってみたいと思わせる要素があるのかな、という意味では納得かもしれません。

 

 

 

 

もし学生に戻れるとしたら、映画内で描かれたシーンの中で体験してみたい場面はありますか?

結構自分は斜に構えたタイプの人間だったので(笑)、もし戻れるなら、文化祭は思い切り楽しみたいですね。『ふりふら』でも描かれていますけど、みんながワイワイやっている中、ひっそりと2人でしゃべったりするっていうシチュエーションにすごく憧れがあります。

 

あとは、和臣が自分だけのとっておきの場所に朱里ちゃんを連れて行ってあげるシーンがありますけど、ああいう2人だけの秘密を共有するみたいなシチュエーションってすごくキュンとするなと思うので、そういう体験もしてみたいですね。

 

 

作中では、理央と和臣がそれぞれ「友達と同じ女の子を好きになってしまった」という状況が描かれていました。もし斉藤さんだったら、友達と同じ人を好きになってしまったらどうされますか?

相手の子の気持ち次第なところはあると思いますけど、理想としては吾妻くんみたいに正々堂々と、友達にも相手の女の子にもちゃんと伝えるっていう立ち振舞いをしたいものですね。彼ほど気持ちの良い高校生もそうそういないかもしれませんが…(笑)。

 

もし自分だったら、僕はわりと欲望に弱い人間なので(笑)、自分がこの人のことを本当に好きだと思ったら、たとえ自分の友人と同じ相手であろうと、「最初に譲ろう」という気持ちにはならないかもしれないですね。

 

まあ実際友達も大事な人なので、やっぱり1回は考えちゃいます。なかなか「最初からそんなの関係ないぜ!」とはいけないんじゃないかな(笑)。

 

 

メッセージ

最後に、映画をご覧になられる皆さんへメッセージをお願いします。

大変な状況下ですが、やっと皆様に我々の思いが結実した作品をお届け出来て、本当に嬉しく思います。

 

原作の素敵な魅力のエッセンスを汲み取ったアニメーションという形で、繊細かつ色鮮やかに表現された素晴らしい作品に出演出来て、とても光栄に思っております。

 

原作・実写版・そしてアニメ版、全てに『ふりふら』の素晴らしさがあると思うので、まるごと『ふりふら』の世界全体を愛していただいて、繰り返し青春のきらめきを感じていただければ嬉しいです。どうぞよろしくお願いします!

 

 

 

 

どの質問にもかなり丁寧かつ真摯にお答えいただき、斉藤さんの知的な魅力がとっても良く伝わるインタビューでした♪

 

アニメーション映画『思い、思われ、ふり、ふられ』は、9月18日(金)より公開中です!

 

ぜひ、ピュアとリアルの間で揺れる等身大の高校生たちの青春と恋愛ストーリーを楽しんでくださいね。

 

 

作品概要

アニメーション映画『思い、思われ、ふり、ふられ』

 

【公開日】

2020年9月18日(金)全国ロードショー

 

【スタッフ】

原作:咲坂伊緒「思い、思われ、ふり、ふられ」(集英社マーガレットコミックス刊)

監督:黒柳トシマサ

キャラクターデザイン:山下祐

脚本:吉田恵里香

美術監督:平間由香

色彩設計:安部なぎさ

CG ディレクター:野間裕介

撮影監督:岡﨑正春

編集:三嶋章紀

音楽:野見祐二

音響監督:長崎行男

アニメーション制作:A-1 Pictures

製作:アニメ映画「思い、思われ、ふり、ふられ」製作委員会

配給:東宝

 

【キャスト】

島﨑信長

斉藤壮馬

潘めぐみ

鈴木毬花

井上喜久子

田中秀幸

久川綾

井上和彦

堀江瞬

佐倉綾音 ほか

※敬称略

 

© 2020 アニメ映画「思い、思われ、ふり、ふられ」製作委員会

 

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外部リンク

アニメーション映画「思い、思われ、ふり、ふられ」

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