『デュラララ』『ばらかもん』など友達になりたい“腐女子キャラ”14選！身近にいたら楽しさ無限大

女性向け作品に欠かせないキャラクターといえば個性的なイケメンたち、そしてファンが自己投影できる女性キャラ。

イケメン同士の恋愛を妄想し、時に背中を押してくれる腐女子キャラは、特に共感しやすい存在ですよね。

今回はとても他人とは思えない、等身大の言動でファンの心を鷲掴みにする、友達になりたい腐女子キャラをまとめました。

腐女子とは？

腐女子とは男の子同士の恋愛に萌える女子の総称。

一般に広まり始めたのは2005年頃で、上記の作品群や妄想を好む女子が自称するパターンが多いです。

近年は漫画・アニメ・ゲームなどでも市民権を得て、主人公の応援に回ることが増えました。

友達になりたい腐女子キャラ

『AxisPowersヘタリア』ハンガリー（エリザベータ・へーデルヴァーリ）

（引用：アニメ「ヘタリア World☆Stars」公式X）
©日丸屋秀和／スタジオディーン・ヘタリア製作委員会

国擬人化漫画『ヘタリア』のハンガリーは、茶髪のウェービーヘアが印象的なおっとり癒し系女子。

見た目に反し「作中イチの男前」と作者が太鼓判を押す女傑で、幼少期のイタリアや夫のオーストリアを、偉大な母性愛で包み込みました。

その一方でオーストリアの着替えを盗み撮りした前科やこっそりBL本を描いてた過去から、「世界の変態」に公式認定されています。

どちらかというとオーストリアさん厄介オタクの側面が強く、大大大好きなオーストリアさんを付け回し一挙一動にハァハァするのがお約束。

彼女が描いてたBL本の内容は定かではありませんが、カップリングはどうあれ、オーストリア受けの可能性が高いです。

『アイドルマスターシンデレラガールズ』大西由里子

（引用：「アイドルマスターシンデレラガールズ」公式）
©バンダイナムコエンターテインメント・Cygames

元気溌溂な太眉アイドル、大西由里子。

実は自他ともに認めるガチ腐女子で、「バレンタインデーは男が男にチョコを贈る日」と断言して憚りません。

暇さえあれば薄い本目当てでプロデューサーを本屋に連行し、ネット巡回で愉悦に耽る生態は、親しみが持てませんか？

プライベートでは推しアニメ「ハリケーン5」の紙袋を持ち、駅前をうろうろしている姿を目撃されるなど、アイドルとオタク活動を両立しています。

買い専を卒業したのちは同人誌のモデルとなり、買われる側に回るのが夢だとか。

『おそ松さん（じょし松さん）』チョロ子

（引用：アニメ「おそ松さん」第13話）
©赤塚不二夫／studioぴえろ・テレビ東京・「おそ松さん」製作委員会

アニメ『おそ松さん』の作中スピンオフ、『じょし松さん』に登場したチョロ子は、チョロ松の公式女体化。

現在はチビ×ダヨ、またはダヨ×チビ推し。

地雷はイヤ×ハタだそうで、自己紹介と同時に牽制を仕掛けてくるスタンスから、強火腐女子のオーラを感じます。

その妄想力は留まるところを知らず、たまたま見かけた上司と部下のなにげない会話すら燃料にし、上司×部下のHなシチュを練り始めました。

カラ子（カラ松）には「どエロ」と突っ込まれていましたが、姉妹や友人にいたら案外楽しそうかも？

『甘城ブリリアントパーク』コボリー

（引用：アニメ「甘城ブリリアントパーク」公式PV）
©賀東招二・なかじまゆか／甘ブリ再生委員会・TBSテレビ・KADOKAWAanime

清楚な黒髪と緑が基調の上品なドレスがチャーミングな土の妖精コボリ―は、男同士が絡む薄い本を愛する腐女子。

特技は絵と妄想で腐葉土が大好物です。

その妄想は甘城ブリリアントパークで働く妖精、モッフルとティラミーにまで及び、彼等が魔法のアプリで擬人化した際は、もともと推していたカップリングであるティラミー×マカロンから浮気しかけるなど、大変香ばしい行動に走っていました。

気持ちはわかる。

『げんしけん』荻上千佳

（引用：アニメ「げんしけん 」第13話）
©木尾士目／講談社／パルムスタジオ・現視研研究会

荻上千佳は「げんしけん」こと現代視覚研究会の新入部員。

自らも腐女子でありながら腐女子を毛嫌いし、元いたサークルを追い出され、当初はげんしけんでも波風を立てまくっていました。

……が、そうなるのも無理ありません。

腐女子の友達に唆され、プラトニックなお付き合いをしていた彼氏のBL本を描き、それを学校中にばらまかれたら誰だって心を閉ざしませんか？

上記の経験のせいで重度の人間不信に陥っていた荻上ですが、新しい仲間に温かく迎えられ、数年越しのトラウマを克服しました。

『さよなら絶望先生』藤吉晴美

（引用：アニメ「さよなら絶望先生」第7話）
©久米田康治／講談社・シャフト・さよなら絶望先生製作委員会

『さよなら絶望先生』に登場する女生徒の一人・藤吉晴美は、腐女子とコミケ開催地の「晴海」を合わせた名前からわかるとおり、常日頃より同人誌制作に携わっているガチ腐女子。

妄想の瞬発力は凄まじく、アルファベットのX（エックス）を掛け算の記号と見間違え「メリー×クリスマス」の捏造カップリングに萌える、ケアレスミスをやらかしています。

必殺技はコミケカタログの角を使ったタコ殴りで、とても痛いと評判。

担任の糸色望やその兄・命が、幼少期にたびたび女の子に間違われていたと知るや、同級生を巻き込んで女装を企むなど、その手の読者にとっては大変有難いキャラクターでもあります。

『女子高生の無駄づかい』菊池茜

（引用：アニメ「女子高生の無駄づかい」第11話）
©ビーノ／KADOKAWA・パッショーネ・女子高生の無駄づかい製作委員会

ヲタこと菊池茜はさいたま女子高等学校一年生。

バカこと田中望、ロボこと鷺宮しおりとトリオで行動している彼女は、身も蓋もないあだ名が示すとおりの腐女子です。

本来はキモオタだったので、「キモ」が外れただけマシと言えるのではないでしょうか？

普段からアニメ・漫画が大好きな茜はBLを主食とし、担任とゴツい同僚を脳内で絡ませ、それを友人に指摘されると大いに動揺。

萌えカップリング発見次第眼光鋭いB＆Lアイズに切り替わり、推しカプ妄想中は作画崩壊顔の乙女週間に突入するなど、身近にいたら実に観察し甲斐がありそうですね。

『生徒会の一存』椎名真冬

（引用：アニメ「生徒会の一存」第7話）
©葵せきな・狗神煌／KADOKAWA

碧陽学園生徒会会計・椎名真冬は椎名深夏の双子の妹。

見た目は守ってあげたくなる小動物系美少女ですが、実はゲームとインターネットにドハマりしている廃人で、BL小説を読むのが趣味。

のみならず主人公・杉崎鍵と架空のイケメンのBL小説を執筆しているあたり、外見と中身のギャップで風邪ひきそうですね。

彼女が書くBL小説は安易な濡れ場に走るのをよしとせず、行為に至るまでの過程に力を入れているらしく、並々ならぬこだわりを感じます。

『デュラララ！！』狩沢絵理華

（引用：アニメ「デュラララ！！ 」第16話）
©成田良悟／アスキー・メディアワークス／池袋ダラーズ・MBS

狩沢絵理華は電撃文庫を愛読するオタク腐女子。

普段から現実と二次元を混ぜ合わせたような感覚で日常を送っており、相方の遊馬崎ウォーカーと博識なサブカル談義を繰り広げています。

ピンクな妄想の射程範囲は広く、天敵同士の折原臨也と平和島静雄もロックオン！

原作二巻では「シズちゃんって絶対イザイザのこと好きだよね！男同士でボーイズにラブってるよね！」と、本人が聞いたら頭の血管がブチギレそうな、問題発言が飛び出していました。

『日常』長野原みお

（引用：アニメ「日常」第6話）
©あらゐけいいち／KADOKAWA・京都アニメーション・東雲研究所

長野原みおは剣道道場の先輩・笹原幸治郎に片想い中の平凡な女子高生……に見せかけた隠れ腐女子。

時折漫画を描いては雑誌に投稿しているものの、周囲に腐女子バレすることに非常に怯え、誰かが気付こうものならフィジカルアタックを仕掛けています。

発覚後は友人に原稿の手伝いをさせるなど、意外とちゃっかりしている所や、転んでもただじゃ起き上がらないしぶとさが魅力ですね。

『ばらかもん』新井珠子

（引用：アニメ「ばらかもん」第3話）
©ヨシノサツキ／スクウェア・エニックス・KINEMA CITRUS・「ばらかもん」製作委員会

離島に住むタマこと新井珠子は、漫画家に憧れるオタクな女子高生。

見た目からは想像できないグロテスクな作風を得意とし、既に「ガンガン」に投稿しているプロ漫画家予備軍です。

家族や友人に夢を応援され、未来に向かい邁進している珠子ですが、腐女子であることには複雑な葛藤を抱いている模様。

崇高なる文学少女を自認し、腐女子を低俗と蔑みながらも、半田とヒロシの親密ぶりにいかがわしい妄想が止まらないジレンマは視聴者を笑いの渦に巻き込みました。

『物語シリーズ』神原駿河

（引用：「西尾維新アニメプロジェクト」公式X）
©西尾維新・VOFAN／アニプレックス・講談社・シャフト

主人公・阿良々木暦の一学年後輩にあたるバスケ部のエース、神原駿河。

女子バスケ部を全国優勝に導いた運動神経抜群なカリスマですが、実はレズで腐女子でマゾヒストでロリコンで露出狂な彼女。

レズビアンであるが故にひたぎを熱愛する傍ら暦のエロ奴隷を自認して、大迷惑な風評被害をもたらしました。

自室は腐海の汚部屋と化し、下着でゴロゴロしながらエロ本やBL本を読み漁るのが日課だとか。

『らき☆すた』田村ひより

（引用：アニメ「らき☆すた」第23話）
©美水かがみ／京都アニメーション・『らき☆すた≒おん☆すて』製作委員会

アニメーション研究部所属の田村ひよりは漫画やアニメを愛する腐女子で、BLのみならず百合もばっちこいなオタクっ娘。

作中では同級生のゆたかやみなみを妄想のネタにすることが多く、しばしばテンションが上がって暴走しがちです。

兄2人も同人活動をしているオタクらしく、即売会にサークル参加経験もあり。

現役女子高生なのに何故か18禁のブログを運営しているあたり、心当たりがある人も多……もとい、なかなか業が深いですね。

『私がモテてどうすんだ』芹沼花依

（引用：アニメ「私がモテてどうすんだ」公式X）
©ぢゅん子／講談社・ブレインズ・TBSテレビ・私モテ製作委員会

本作のヒロイン・芹沼花依は、推しの死にショックを受け激ヤセし、清楚系美少女にチェンジした女子高生。

見た目は美しく生まれ変わったものの中身は痛々しい腐女子のまま、SNSでアニメ実況するのを生き甲斐とし、同じ学校の男子生徒まで妄想の餌食にしています。

史学部に入ったのは好きな作品の影響で、些か偏った歴史の知識を持っているのがポイント。

リアルの色恋沙汰にはとんと無縁だったせいか、突然のイケメンハーレムに頭が追い付かず、あわあわする姿が可愛いです。

読者の代弁者、腐女子キャラに共感の嵐！

以上、人気作品に登場する腐女子キャラたちを紹介しました。

イケメンいるところに腐女子あり、それがこの世の理。

鼻息荒く暴走する姿は反面教師にしたいですが、妄想トークで盛り上がれる女友達がいてくれると、人生が潤いますね。

あなたはどんな腐女子キャラが好きですか？ぜひ教えてください。